銀座三越さん父の日カタログとイベント

今年もいよいよ父の日が近づいてきた。

銀座三越さんでは5月30日(日)〜6月17日(日)までの期間、
Father's Dayキャンペーンを打つそうである。

大変ありがたいことに、今年も私ども錫光もお声掛けいただいた。

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こちらの父の日カタログに、ビアマグのツチメを掲載していただいている。

また、6月6日(水)〜12日(火)の期間、8階リミックス/ダイニングに終日伺って、
製作デモンストレーションをさせていただきながら商品説明と販売をさせていただきます。



このビアマグ、大きさは口径約75mm高さ約125mmで容量は約240cc入る。
錫は冷たさが際立って、しかも長続きしますので、これからの季節に活躍すると思われます。
キーンと冷えておいしいですよ。

DMの写真は近所を巡って撮ってきたもの。写真も色々と楽しいです。
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北青山のRinさん

何とも間の抜けた話である。

車で何度か伺っているお得意様の所に5月12日納品に伺うことになった。
首都高速の「高樹町」を降り、青山通りに向かって行き、ぶつかったら突き抜けて
ゴチャゴチャっと行った辺りだ。

GoogleMapでその場所を確認してみた。
ふとMap上のすぐ近くに☆印が付されているのに気付いた。
はてと思い調べてみると、先日リニューアルされたばかりのRinさんであったのだ。

Rinさんに商品説明で伺ったのは先月の3日、ひと月ちょっとしか経っていない。
あの時は地下鉄の「表参道駅」下車、徒歩2分コンビニの脇を入ってすぐの所だった。

地下鉄ルートと車ルートと頭の中で全くシンクロしなかったのである。

とまれそんなに近いともなれば、何の前触れもなく急きょお伺いすることにしたのであった。
(店内は特別に許可をいただいて撮影しています。)

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さすが、大幅にリニューアルしたというだけあって、圧迫感の無い広さを確保、
素敵な空間を作ってらっしゃる。

漆をはじめとする木製品から風呂敷などの布製品、和紙など紙製品、錫や真鍮などの金属製品、他にも筆記具やら家具やら多岐にわたり魅力ある品揃え。

何を隠そうウロウロと見ているうちに、種子島のハサミやクジラのナイフなど
ついつい仕事でも楽しくそしてきちんと使えそうなものを物色してしまった。

まだまだ什器も入れて品揃えを増やす計画だそうだ。それもまた楽しみである。


ちなみに、私ども錫光の錫製品は、筋入小酒器、ツチメ小酒器、籐巻ぐい呑を
店内お取り扱いいただいていて、オンラインショップもされているようですので、
是非ご覧いただきたい。百貨店さんや我が工房で見るのとまた違って見えるかもしれません。

また、もっと錫に興味のある方は、簡単なカタログをお店用に備えていただいているので、
お店の方にお問い合わせいただければと思います。

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しがない錫職人にはありがたい雑誌の取材

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今頃はもう、次の新しい号が店頭に並んでいるだろう。
掲載されたのは4月に出た記念すべき号で「SENSE 創刊100号」P.284~P.285 、
第21回職人紀行の欄に「錫器」として紹介していただいた。

我々のような零細のほぼ家内制手工業で、しかも業界全部合わせても
おそらく職人は20人に満たないであろう業種にあって、広報は至難の業である。

そこへいくとこういった後にも残るような媒体は、我々にとっては百人力なのである。

こちらの「SENSE」さんは、30〜40台の男性向けファッション誌。
内容も、情報量が豊富で、しかもこだわったアイテムが多く取り上げられている。
なので、我々のような昔っからの手作業にこだわるものづくりのアイテムも
変に浮くことはないと思える。それがまた、そこかしこの書店さんに並んでいる。
そういうことで、若い人に見て知っていただけるのは将来につながりそうでありがたい。



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「料理王国」さんは、つい先日(5月6日)出たばかりだ。
こちらは、新装刊の6月号で、独立&開業とあるので、
読者層はきっと我々とは普段なかなか出会うことはない人たちであろうと憶測される。

「MY FAVORITES 美品礼賛」は、料理人の方がお気に入りのひと品を紹介するという
ありがたいコーナーで、新企画のトップバッターとしての登場となった。

「銀座 藤田」さんといえば、以前このブログにも紹介させていただいたお店。
あれやこれや取り揃えていただいて、もう1年半以上たつが、
こんな風に紹介していただくとは大変ありがたく感謝している。

お客様の為にも心がけねばならぬ事




以前、お客様のたってのご要望で、下の方が少し絞れたかたちのヤカンをお作りしたことがあった。 

ちょっと懸念していたことがあったのだが、ご承知の上、あるいは何か工夫があってのことかと確認せずに作ってしまったのはまずかった。 

案の定、暫くは我慢して使われていたものの、五徳の所によほど慎重にバランスよく置かねばならず、危なっかしいということになり、結局作り直しを仰せつかった。 

かたちについては、お客様のご要望だったので、その事を優先して作ってしまったのだった。 

やはり疑念が生じたときは、きっちり確認するのを忘れてはならないと大いに反省したところである。 

と言うよりももっと、こういう懸念がありますから、こうした方が宜しいですよ位の積極的なご忠告が、なぜ出来なかったのか・・・ 

新たに型を作ったりして時間もかかってしまった。申し訳ない気持ちを胸に、明日納品に伺う。 

(11cmある茶筒が小さく見える。)

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プロフィール

錫光は、ロクロ挽きで酒器・茶器等の錫(すず)製品を作る工房です。地金の仕入れから鋳込み・ロクロ挽き・ツチメ打ち・絵付け・漆塗りなど一貫した手作りにこだわる伝統工芸品を製造販売しています。
このサイトは、新着情報や日々感じたことなどを気まま勝手に綴る、錫光のオフィシャルブログサイトです。

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